01 · プライバシーを守る境界線
公開しない情報
どの子どもについても、発達の経過を記録した日記を一般公開することはありません。家族や子どもの特定につながる資料は、公開する活動には用いません。
- 個人の発達の経過や、つらさ・弱さが表れる場面
- アセスメント、診断、検査結果、医療や治療・療育に関する情報
- 学校の報告書、名前、メッセージ、面談や話し合い、対立に関する情報
- 正確な年齢、居場所、予定、友人など同年代の子どもに関する情報、家族の日常の習慣
- 写真、私的な音声や動画、個人の特定につながる発言の引用
- 組み合わせることで、誰のことかがわかる可能性のある情報
名前や写真を取り除くだけで、その情報を安全に公開できるようになるわけではありません。一見ありふれた情報でも、組み合わせることで個人の特定につながらないかを確認します。
02 · 実体験
体験談をどのように扱うか
実体験は、よりよい問いを立てる助けになります。ただし、一つの家族の経験だけでは、広く当てはまる主張の裏づけにはなりません。
実体験を公開する内容に生かす際は、細部を変更する、複数の情報を組み合わせる、公開を遅らせる、具体性を抑えるといった対応を取ることがあります。内容には、次のいずれかの区分を明示します:家族の経験から得た学びの振り返り、一般化した事例、または複数の経験を組み合わせた事例。
複数の経験を組み合わせた事例では、いくつかの状況に見られるパターンを一つにまとめることがあります。実在する一人の正確な経歴として示すことはなく、科学的根拠として用いることも決してありません。仮名にすればプライバシーを守れると安易に考えることもしません。子ども自身の体験を語らずに同じ学びを伝えられるなら、その伝え方を選びます。
03 · 根拠の種類を明示する
根拠、経験、不確かさ
次の内容を、読者にわかる形で区別します。
- 現行の公的な指針、査読を受けた研究、専門家とその資格・専門性を明示した知見
- 実体験と個人の振り返り
- 一般化した事例や、複数の経験を組み合わせた事例
- 問い、仮説、根拠がまだ確かでない領域
事実についての記述が誰かの理解や判断に影響しうる場合は、出典へのリンクを示し、その記述が当てはまる範囲や条件を明らかにするよう努めます。情報が不十分な場合、見解が分かれている場合、時期によって変わりうる場合も、そのことを伝えます。
私たちは、「〜ということがある」、 「〜かもしれない」、「ときには」、「人によっては」といった言葉を大切にしています。一人の子どもの姿を、ギフテッドや2eの人すべてがどのような人かを示す根拠にすることは決してありません。
ギフテッドであることは、人としての価値を測るものではありません。他の人より優れていることや地位の高さ、たやすく成果を上げられる保証として扱うことはありません。
04 · 限界を明確にする
このプロジェクトでお伝えできないこと
The Misfit Mindが提供するのは、学びのための一般的な情報です。診断や、医療・心理・教育・治療・法律に関する個別の助言は行いません。
行動、体験談、コメント、動画、オンラインでのやり取りから、ギフテッド、ADHD、障害、不安、トラウマ、バーンアウト(燃え尽き)、その他の状態を診断することはありません。ギフテッド、2e、教育上のニーズ、障害、臨床的な診断、学校で特定の教育や支援の対象となるための要件は、関連することはあっても、同じものとして扱うことはできません。
個別の重要な判断、特に健康、安全、アセスメント、治療、法的権利に関わる判断では、その分野の適切な資格を持つ専門家の支援が重要です。
05 · 思いやりのある参加
参加と投稿について
対話では、思いやりと知ろうとする姿勢、安全を大切にしてください。次の内容は投稿・送信しないでください。
- 子どもの氏名、写真、学校、居場所、予定、連絡先
- アセスメントの書類、スコア、医療情報、私的なやり取り
- 許可なく他の家族、子ども、教員、医療・心理の専門家、学校を特定できる情報
- 短い説明だけをもとに誰かを診断しようとする内容
- 嫌がらせ、侮蔑、他者より優れているという主張、助けを求める人への攻撃
- 健康、安全、教育に関する重大な判断について、確実に正しい、または誰にでも当てはまるかのように示す助言
今後、投稿の受付を始める場合も、投稿内容が自動で公開されることは決してありません。大人の許可があるというだけで、子どもの体験談を公開することが適切になるわけではありません。プライバシー、安全、正確さ、互いを尊重する参加が損なわれるおそれがある場合は、公開された内容を確認して対応したり、非表示や削除としたりすることがあります。
06 · 見直しを通じて信頼を築く
訂正と削除について
私たちは、確信があるように見せるだけでなく、信頼に応えられる存在でありたいと考えています。出典の内容が変わった場合、事実の記述に誤りがある場合、プライバシーや安全上の懸念が見つかった場合は、私たちが管理する媒体の内容を訂正し、区分の表示を改め、具体性を抑え、公開を取り下げ、または削除することがあります。
事実に関する重要な訂正では、有用であり安全に行える場合に、何をいつ変更したかを説明します。プライバシーを最優先とし、訂正の記録を残すためだけに、個人の特定につながる情報を保存したり再び掲載したりすることはありません。
訂正やプライバシーに関するご依頼は、hello@misfit-mind.com までご連絡ください。個別に対応します。
07 · 制作過程の透明性
AIを活用した画像・映像・音声
制作では、AIを活用した画像・映像や音声を使用することがあります。内容の重要な部分が合成されたメディアについては、必要とされる場合や、その情報が意味を持つ場合に、そのことを明示します。AIの支援が、根拠の確認、人による編集判断、プライバシーの確認に取って代わることは決してありません。
08 · 公開前の最終確認
将来の尊厳を守るための確認
子どもや家族の経験に関わる内容を公開する前に、次のことを自分たちに問いかけます。
- これを共有することは、本当に必要か。
- 細かな情報を組み合わせることで、誰かがその子どもを特定できないか。
- その子どもが10代や大人になって読んだときにも、自分を公正に扱っていると感じられるだろうか。
- 将来、その子どもが、これが公開されていることにもっともな理由で異議を唱える可能性はないか。
- 広く当てはまるとする主張には、一人の経験以外の裏づけがあるか。
- 一般化する、複数の経験を組み合わせる、公開を遅らせる、さらに具体性を抑えることで、同じ学びを伝えられないか。
- 私たちは、必要な支援や配慮をわかりやすく伝えているのか。それとも、つらさや弱さが表れる瞬間をコンテンツにしてしまっているのか。
答えに確信を持てないままであれば、公開しません。
子ども自身を商品にすることなく、その存在を、よりよい問いを立てるきっかけにすることはできます。
アプリのお知らせ登録 · 2026年9月7日
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